賃貸住宅ローン融資保証料、返還漏れは総額12億円
返還漏れがまた発生した。
賃貸マンションなどを対象にした住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の住宅ローンで、全額繰り上げ返済した場合に返還される融資保証料の一部を返していなかった問題で、最終的に返還漏れは1094件約12億4000万円だったと同機構が30日発表した。
利息を合わせ計約18億円を、今年3月末を目処に返還する予定だ。
同機構によると、返還漏れ額の1件あたりの平均額は約113万円で、最高額は約1104万円だった。
賃貸住宅ローンの契約件数は計4万1145件。全額が繰り上げ返済されると、返済窓口の金融機関から連絡を受け、融資保証人となった住宅改良開発公社(東京)や首都圏不燃建築公社(同)が保証料の一部を返還する仕組みになっているが、金融機関が両公社への連絡を怠り、また同機構、両公社も返済記録を十分チェックしていなかった。というなんともずさんな構図があきらかになった。


