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2007年08月03日

みずほFG株の下落止まらず


みずほFG株の下落止まらず、業績が市場期待に「背信」

みずほフィナンシャルグループの株価が同業他社に比べ軟調なのは市場の期待が大きかった反動とみられている。
本業の貸出残高と利ざやが伸びた4─6月期連結業務純益は前年同期比18.7%減とメガバンク3社の中で最悪だった。
サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題を背景にしたマネー収縮で海外勢が世界的に金融株のポジションを縮めているという背景もあるが、3社中最も期待値が大きかっただけに「背信」の大きさが株価の下げを加速させた面が大きい。
みずほFGの株価は1─2日の2日間で13%下落した。
きょう3日は全体相場の戻りもあり前場は後場はマイナスに転じている。株には反発する性質が備わっており、悪材料が出た場合でも通常、下落局面で戻りをみせる。
下落率が大きいほどリバウンド力も大きくなるのが普通だ。引けにかけて戻した一時は下落を記録したことで、市場の話題を集めた。
1667億円と大幅減益となった。減益だけでは2日間で13%下落した理由には乏しい。
UBS証券アナリストの田村晋一氏は「業績が厳しいとみられていた三菱UFJFGよりも、さらに4─6月期収益が悪かったということで、高かった期待値とのギャップが大きくなった」とみる。
4─6月期決算の中身をみると、貸出金残高は海外部門を中心に伸び、国内利ざやも金利上昇で改善し預貸金収益は増加。
減益は市場部門や法人向け非金利ビジネスが不調だったことが大きい。本業の回復を評価する声もあるが、投資家の多くは、圧倒的に規模の大きい本業の貸出が市場部門の不調をカバーできなかったことに失望した形となった。2007年3月期決算発表後、アナリストからは利ざやの回復を期待する声が広がっていた。
護送船団方式であったため、株価を占うためには、業績動向よりも一挙手一投足に注目することが重要だった。
その後、不良債権問題がクローズアップされてからは銀行本体よりも不良債権先の動向を注視するのがポイントとされていた。
サブプライムローンにエクスポージャーを持たない企業にもサブプライム問題が広がりをみせており、金融株を中心に世界の株価が不安定な動きをみせている。市場では米系証券を中心にポジションを縮小する動きが出ているとの指摘もある。
売買代金が2位の三井住友FGの3倍の2476億円と膨らんだのは機関投資家だけでは個人投資家の売りが加わったとみられている。
株価の急落で投げ売りが出てとみられる。波及を懸念する声もあるが、6月末時点で約500億円あった米サブプライムローンにかかわるエクスポージャーは「現時点ではおおむね売却した」(みずほFG広報部)という。
モルガンスタンレー証券アナリストの鮫島豊喜氏は、「業績をしっかりさせるほか、普通株の買い入れ枠があるので自社株買いを行うことが株価を戻すひとつのポイントになる」と述べている。

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