どうして金利には、長期と短期があるの?
どうして金利には、長期と短期があるの?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070719-00000003-rec_r-bus_all より
長期金利が景気に悪影響を与えるのではないか! というニュースが流れた。
預貯金金利のアップは歓迎だが、住宅ローン金利も金利もアップしてしまう。
金利のアップは、家計にも企業にもダメージがある。国債の金利アップは国の負担も大きくなってしまう。
金利には、短期金利というのもある。どうして長期と短期があるのだろうか?
お金を借りたいと考える人は、言うまでもないが短期の期間で借りたい人もいれば、長期の期間で借りたい人もいる。
端的にいえば、それぞれに対応して、前者に対応したのが短期金利であり、後者に長期金利というなるわけだが、金利の決定プロセスが異なるのだ。
短期金利というのは、日本銀行が誘導している。
金融政策をコントロールするために、日銀が誘導する金利が短期金利なのだ。長期金利は日銀のコントロール下にはないのである。金融機関は、短期の借り入れであれば短期金利を参照しながら金利を計算し、長期の借り入れであれば長期金利を参照しながら金利を計算するのだ。
だが、決定プロセスが違うからといって、短期金利と長期金利はまったく別々の動きをするわけではない。
短期金利の変動も読み取りながら、長期金利は市場で決められていく。長期金利が上昇傾向なのは、短期金利の上昇観測が浮上しているからなのだ。
日銀が長期も短期も決めてしまえばいいのにと思えるが、この世の森羅万象すべてを長期にわたって読み取るのは生半可ではない。
長期の金利はあらゆる情報が集まる市場に委ねているというわけ。


