ニューシティ・モーゲージ、住宅ローン市場に風穴を開ける!
規制緩和が進む中で、官から民へと主導権が移った住宅ローン市場。大手金融機関から多種多様な商品が発売され、異業種からの新規参入も増え続けるなど、市場の流動化が急速に進んでいる。そうした変化の激しい市場にあって、オンラインに特化したビジネス・モデルで旋風を巻き起こしているのが、2005年8月に設立された住宅ローン専門会社、ニューシティ・モーゲージである。
新興企業である同社は、事業を立ち上げるにあたって、全国ネットワークを持つ大手銀行や、地域に根ざしたサービスを展開する地方銀行・信用金庫とは一線を画したサービスの提供を目指した。その結果開発されたのが、実店舗を持たずに、オンライン上ですべての住宅ローン・サービスを完結させるというモデルであった。同社は現在、「住宅ローンチャンネル」、「JJローン」という2つのWebサイトでサービスを展開しているが、そのサービスの特徴は、何と言っても、オンラインの特性を生かして、従来の住宅ローン審査にかかっていた手間や手順を大きく減らしたことである。
住宅ローンと言えばこれまで、オンラインのサービスを利用した場合であっても、申込書の作成から事前審査の結果を得るまでには、3日から1週間程度の時間がかかってしまうケースが多かった。これは、審査に必要な書類をそろえたうえで、郵送しなければならなかったからだ。
これに対し、同社のサービスでは、必要な情報をあらかじめWebサイト上に登録しておくことで、事前審査の結果をその場で得ることができる。登録する情報は、個人情報(年収、預貯金の額、株式・不動産資産など)、勤務先情報(資本金、年商、役職など)、希望する不動産物件(価格、住所、土地面積、権利など)、融資条件(借入期間、金利タイプ、ボーナス返済月)などである。しかも、審査にかかる時間はわずか数秒。不動産物件や融資条件を複数登録することによって、無駄な時間をかけずに、自分の希望に合ったローンを選択できるようになるわけだ。
そのほか、登録された情報を使って、本審査を申請したり、融資を受けたあとで、繰り上げ返済時に金利や残高をシミュレーションしたりといった使い方もできる。いわば、個人向けの住宅ローン・ポータル・サイトである。
ニューシティ・モーゲージでCMO(最高マーケティング責任者)を務める清原ケリー幸夫氏は、オンラインに特化してこうしたサービスを提供することの意義を次のように語る。
「店舗を持たないオンライン・サービスは、(事業を展開するのに)コストや時間をかけられない我々のような新興企業が強みを発揮するにはもってこいの方法だ。オンライン店舗を通じて、我々と消費者が直接コミュニケーションできるうえ、他のパートナー企業とも連携しやすいからだ。また、めまぐるしく変化する消費者ニーズに対して、迅速に応えることもできる」
逆に言えば、オンラインの店舗は、店構えや扱う商品が悪ければ、生き残っていけない厳しい世界であるとも言える。つまり、オンラインで提供されるサービスは、ビジネスと表裏一体であり、また、それを支えるITシステムは、ビジネス・ニーズと同じ“速度”で実装していく必要があるわけだ。では、どのようにすれば、そんなITシステムを実現できるのか──この困難な課題に対して、同社が出した1つの解答が、オフショア・アウトソーシングとオープンソース・ソフトウェアを組み合わせた開発体制であった。
う〜んいいシステムですね。
参照本および続きは、http://www.ciojp.com/contents/?id=00003743;t=44 から
名 称 : ニューシティ・モーゲージ株式会社
所在地 : 東京都港区六本木1-7-27 全特 六本木ビル WEST 4F
設立 : 2005年8月
代表者 : アーンフレッド・エム・オルセン(代表取締役)
資本金 : 19億9,900万円
従業員数 : 30人(2007年1月現在)
URL : http://www.newcity-mortgage.com/


