長崎のハチ事情

キイロスズメバチの巣
不幸にも、毎年スズメバチに刺され亡くなる人がいます。
本当に不幸なケースもありますが、スズメバチの事を軽率に見ていて「死に至る」ケースが多いのも事実です。
軽く見たばかりに、駆除代をケチったばかりに、支払う代償は大きいのです。

写真は、キイロスズメバチの巣です。
非常に、危険なスズメバチです。
巣の回りにいるのは、傭兵で巣を守る為だけに常にいます。

攻撃専門で、それ以外何もしません。
縄張り意識が非常に強く、ある一定範囲内に入っただけで即座に攻撃されます。

スズメバチから刺されて、アレルギー症状が出る場合、最短5分以内にアレルギー症状が発症します。
(私の場合3分程でした)
アナフィラキシーショックに陥った場合、およそ15分位で死に至る場合もあります。

この事から、最悪の事態を少しでも回避するには、初期の手当てが重要になります。

蜂毒は水溶性なので、一刻も早く水道水かシャワーの冷水で患部を充分すぎるほど洗いながら冷やします。その時にリムーバーなどで毒を吸い出すことができれば生存確率は更に上がります。

そして、刺されてから15分経過しても生きていたなら、ラッキーと思わなければなりません。

神様にお礼を言い、それから病院に行って適切な処置(注射or点滴)をしてもらっても遅くありません。

なお、病院によっては長く待たせた挙句に飲み薬を出す病院がありますが、そこは残念ながら「やぶ医者」です。
蜂毒についてあまりにも知識がなさすぎると思います。
もし、そこがかかりつけの病院であったなら気の毒でなりません。

こういった状況から、スズメバチを、自分で駆除するとリスクが非常に高いので、絶対にやめ、必ず専門の駆除業者に依頼するようにして下さい。

特に、過去に一度刺された方や、あしながバチやミツバチに刺されても体調に変化がある方、アレルギー体質の方はご用心下さい。

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長崎で駆除依頼がある主なハチ

上段左から、オオスズメバチ、ヒメスズメバチ、コガタスズメバチ
下段左から、キイロスズメバチ、セグロアシナガバチ、ミツバチ、クマバチ

  • オオスズメバチ
    世界最大最強のスズメバチです。頂点に君臨してます。

    山林の地中などに巨大な巣を作ります。
    性質は、超凶暴で縄張り意識が非常に強く、巣の近くに近づくと警戒のサインを出すのですが、多くの人間はそれに気付きません。
    だから運悪く近くを通っただけで刺されちゃうんです。
    テレビでよく報道されるのがこのハチです。刺されると超痛いです。
    大型なので、毒の量も多く、ブスッブスッと何度も刺すので、生まれつきスズメバチの毒に弱い人は、注意が必要です。
    よく山のオーナーが、山に入るため車を降りたすぐそばで刺されたケースが結構あります。
    山に入る時には、白っぽい服装にすると良いです。
    白や黄色は認識できません。
    まあ、スズメバチやアシナガバチに刺されたらその後2年間は刺されないようにしましょう。

  • ヒメスズメバチ
    長崎にいる、5種類のスズメバチの中で2番目に大きいハチです。
    ですが一番おとなしいスズメバチで、簡単には人を刺しません。(触れば刺す!!)
    特徴として、尾の先端が黒く他のスズメバチは皆黄色です。
    セグロアシナガバチを主食にしています。
    たまに、セグロの駆除に行って「さあ~駆除するぞ」の段階でこのハチに邪魔されて、当日の駆除をあきらめて帰る事があります。
    もちろん、襲いに来たヒメスズメバチだけを駆除して帰ります。
    人間のすぐ近くを旋回するのでびっくりします。
  • コガタスズメバチ
    駆除依頼が一番多いのが、このコガタスズメバチです。
    コガタと名前がついてますが、けっして小さくありません。
    敷地内の植え込みや樹木、軒下などに最大バレーボール位の巣を作ります。
    おとなしいハチなので、巣を刺激しない限り、襲ってはきません。
    また、庭の手入れをしていて、知らずに巣を刺激して刺されるケースが多いのもこのハチです。
    だいたい、5月ぐらいから越冬した女王が巣作りを始めるので、週に1回は敷地内を見回りして初期の巣を見つけ駆除するとよい。
    巣の初期は、徳利を逆さにした感じなので、この時に出入り口から駆除剤をスプレーすると女王だけなので簡単に死ぬ。
  • クロスズメバチ
    ミツバチよりも小っちゃい白黒模様のハチ。
    まず刺しません。(ただし、触れば刺す!!また、巣に近づいたり巣を刺激すれば話は別、刺されれば小っちゃくても痛い)
    よく、ミツバチの巣に来ています。いつかは食べてみたいハチです。
  • キイロスズメバチ
    このハチも人間と共存して生きているハチです。
    屋根裏や軒下に巣を作ります。
    直径50~60センチ位の巨大な巣を作るケースがあります。
    性質は凶暴で、ある一定範囲に侵入しただけで攻撃されます。
    このハチもオオスズメバチと同じで、基本的に逃げる事を知りません。何度でも旋回して死ぬまで刺しに来ます。
    駆除していても恐ろしいです。脈拍が上がります。
    当社のケースでは、隣の空き家の1階の玄関の天井裏にできてる巣を5~6メートル位離れた所から見に行っただけで刺されたケースがあります。
    天井裏にスズメバチが巣を作っている場合、殆どがこのハチなので自分で駆除する場合、ハイリスクを覚悟で致しましょう。
    いや、決して自分で駆除しないで下さい。リスクを考えると業者に駆除してもらったほうが安いと思います。
  • セグロアシナガバチ
    一般的にアシナガバチと呼んでいるのがこのハチです。
    巣は、お椀を逆さにしたような巣を作ります。
    普段は、非常におとなしいハチなのでむやみに殺すのはやめましょう。
    しかし、このハチが木や草の茂みに巣を作っている場合は別です。
    巣がある木や草を揺らすと、巣が刺激され攻撃的になり集団で襲ってきます。
    最盛期には50~60匹位になるので注意が必要です。
    20匹位から襲われたらたまりませんよ。
    ほんと、漫画でみる絵図になります。
    アシナガだと思ってなめてたら痛い目にあいます。
    キイロスズメバチの次にタチが悪いのがこのハチです。
    刺されると、結構痛いです。人によっては、かなり腫れ、熱を伴い絶不調になります。
    このハチの毒針は結構長いので要注意!!
    6月や7月には、何にもしてないのにいきなり刺されるケースもあります。
    8月に入ると、20~30匹の新女王バチが越冬までの間、過ごしやすい所でタムロって過ごします。
    これを見て、よく問い合わせの電話がきますが、ほっといても大丈夫なんです。
    ご心配であれば、ホームセンターやドラッグストアなどに5~6メートル飛ぶハチ駆除剤が売ってますのでそれで散らすだけでOKですよ。
  • ミツバチ
    写真で見るとちっちゃいですねえ。
    8月の終わり頃からオオスズメバチやキイロスズメバチがミツバチの巣を襲いにやってきます。
    9月に入って、ミツバチの巣を駆除しに行くと、必ずといっていいほどオオスズメバチが来ています。
    ミツバチは、人間にとって無くてはならない大切なハチです。駆除剤などをスプレーして駆除しないで保護いたしましょう。
    注意次項として、ミツバチに刺された時、手で払ったら本体だけ取れて針は刺さったままの場合があります。
    この時、早く針を取らないとドクッドクッと毒を送り続けるので注意が必要です。
  • クマバチ
    ハチと名前が付いていますが、手などでつかまない限り人は刺しません。
    ミツバチと同じで花の蜜をせっせと集めています。ホバリングが上手です。
    ずんぐりむっくりでかわいいです。
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